振り込め詐欺の被害

 

ある日突然「孫」と名乗る人物から交通事故に遭ったからお金を工面して欲しいとの電話が入り、指定された口座にお金を振り込んでしまうという被害が多発していました。

 

これはオレオレ詐欺と言われていた犯罪ですが、現在では還付金が受け取れると嘘を言って手数料名目の現金を振り込ませるなどした新手の振り込め詐欺が多くなってきました。

 

電話の内容や手口も実に巧妙で、電話口の向こうには警察官や市の職員、弁護士などいろいろな登場人物がおり、振り込め詐欺と悟られないようなテクニックもエスカレートしています。
様々な状況設定でこちらの不安をあおり現金を振り込ませる手口は常に新しいタイプが発生していて、いつ自分が被害に遭うかもわかりません。そして振り込め詐欺の被害に遭ったと気付いた時には既に手遅れで、被害金額が返ってくることはまずないと考えたほうがよいです。

 

国民生活センターのホームページでもこれまでの振り込め詐欺の手口やアドバイスが掲載されているので、見ておくとよいでしょう。

 

また高齢者が被害に遭いやすいので、不審な電話が来たときにはまず家族に報告するようにと日頃から何度も伝えておくとよいと思います。最新の手口についても情報を仕入れておけば、怪しい電話が来たときに冷静に対応できると思います。

 

国民生活センターのホームページを見ているだけではわからないこと、不安なことがあれば、最寄りの消費者センターや警察署に問い合わせてみてください。

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