フィッシング詐欺とは
今では携帯電話一つで買い物ができてしまう時代です。クレジットカードを持っていると、携帯電話やパソコンで番号や有効期限などを入力するだけで買い物が可能になっていますね。
また以前はクレジットカードを持つなんて怖い、と思っていた人が多かったのですが、今ではカードを持っていないと利用できないサービスも多くなり、誰もが当たり前のように何枚ものカードを持っています。
現金を持ち歩かなくても、また店舗に足を運ばなくても買い物ができてしまうという便利さの反面、それらを利用した犯罪も増えてきています。国民生活センターの統計を見ても、ネット犯罪が多くなっているようです。
ところで皆さんはフィッシング詐欺をご存知ですか?これはクレジットカードを利用している人なら誰もが被害者となりうるネット犯罪です。具体的な手口は、まず実在する金融機関の名前でメールを送り、システム更新などと言って別サイトへリンクさせカード番号等の個人情報を入力させます。リンクしたのは実は偽サイトなのですが、本物の金融会社のサイトに似せて作ってあるため、何の疑いもなく個人情報を入力してしまうのです。
実際にフィッシング詐欺に遭った人が受け取ったメール内容が、国民生活センターのホームページに掲載されています。
自分のカード情報が悪用されるまでまったく騙されたことに気付かないのもフィッシング詐欺の特徴です。また個人情報が流出することによって架空請求の知らせが届くなどの被害も出てきます。