架空請求の被害

 

どこからアドレス情報が漏れたのか、毎日のように来る迷惑メールの中に「料金が発生しています」という内容の架空請求メールが混ざって届きます。無視していれば被害を受けることもないのですが、それでもやはり架空請求メールは気持ち悪いですよね。

 

この架空請求メール、なんと国民生活センターにも届いたそうです。国民生活センターのホームページで実際に届いたメールが掲載されていました。悪徳集団がむやみやたらにメールを送っていることがよくわかります。

 

しかしそんな架空請求メールにも「もしかしたらあの時の・・・?」と敏感に反応してしまうのが、アダルトサイトを利用したことのある男性なのです。これくらいの金額で解決するなら、と記載された口座に料金を振り込んだら最後、いいカモとして次から次へと架空請求が届くことになります。

 

相手の不安心をあおってお金を振り込ませるのが悪徳集団の手口なので、最近では架空請求連絡に裁判所や債権回収会社名を載せているものもあるようです。

 

大体、初めて利用料金を請求されているのに「最終勧告」と告げてくるのはおかしな話ではありませんか。過剰に反応しないようにしましょう。「法的手段を取る」「これが最終警告です」「裁判所に訴えます」などという文章が書かれているものは架空請求である可能性が高いです。動揺させるのが相手の手口ですが、冷静に読んで考えてみれば架空請求の文面には疑うべき点がたくさんあるのですよ。

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